佐賀県の特徴である観光名所や特産物について

佐賀県の特徴として挙げられるのが、県内各所に有名な観光名所が多くあることです。その中でも全国的に有名なのが唐津市にある虹の松原です。
虹の松原は、日本三大松原の一つに数えられており、唐津湾から近い場所にあります。長さは4500メートル程度で、幅はおよそ500メートルほどあり、約100万本もの松が並んでいるのが特徴です。

虹の松原は、江戸時代に海から吹く強い風を防ぐために松の木が植えられたのが始まりだと言われています。植えられた松は黒松で、大型の黒松が並んでいる虹の松原には、独特の風情が感じられます。
また、この場所にはさまざまな伝説があり、蛇が生息していないと言われていたり、戦国時代の武将にまつわる伝説も数多く残されているようです。

また、虹の松原以外にも、佐賀県には自然を感じられる場所が多く、佐賀県南部には干潟で有名な有明海があります。有明海は干潮時と満潮時の水量の差が非常に大きく、最大で6メートルほど水位が変化することもあるそうです。
そのため、こうした特殊な自然環境の影響で、有明海には他の地域には見られない珍しい生物が多く住みついていると言われています。

さらに、名産品が多いことも佐賀県の特徴であり、伊万里焼や有田焼は全国的にも非常に有名です。大型連休のときには陶器市が催され、高額な陶器をかなり安い値段で買うことができるため、焼き物好きの人の間では、「佐賀といえば焼き物」だと言う人も少なくありません。